こんにちは、山本彩菜です。
いよいよ今月となった室内楽ステップ。
(室内楽ステップについてはこちら)
昨日は、その合わせ練習会に参加しました。
合わせ練習会では、本番で演奏する先生たちと、
ひとりずつ、実際に合わせて練習することができました。
生徒さんは皆緊張した様子でしたが、
先生の美しい演奏に乗せて、
いつもより生き生きと演奏していました。
生徒さん一人ひとりのレッスンを見ていて、
奏法の異なる楽器を知ること、
その楽器の音をイメージして弾くことの面白さに、改めて気づかされました。
ピアノは一音ずつ鍵盤を押さえますが、
弦楽器は、弦を弓で擦って音を出します。
例えば、高さの違う3つの音を弾くとき。
一音ずつ弓を返して擦れば、
「ター・ター・ター」とはっきり。
弓で擦っている間に音の高さを変えれば、
「ターアーアー」と、なめらかに繋がります。
練習会では、ヴァイオリンの先生が
「(生徒さんの演奏は)今こんな感じだよ」と1音ずつ弓を返して弾き、
「こんな風にできるかな?」と
ひと弓で繋げて弾いてみせる場面がありました。
また、「一緒に弾いてみようか!」と、
生徒さんと同じ旋律をヴァイオリンで同時に弾く場面もありました。
なめらかなヴァイオリンの旋律が重なって、
演奏のイメージ、曲のイメージが大きく広がったと思います。
チェロの先生は、
「弦楽器は音が鳴るまでに少し時間がかかるんだよ」
「一緒に息を吸って弾き始めようか」など、
アンサンブルのポイントを分かりやすく教えてくださいました。
***
本番まであと10日ほど……
レッスンもあと2回となりました。
合わせ練習会で得た学びを大切にしながら、
舞台での礼の仕方や歩き方、座り方の練習もできたらと思います^^